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警察は闇金の被害に対して積極的に対応してくれるのか?
弁護士・司法書士などの法律家への相談とどちらを優先すべきなのか?
そういう疑問に答えるページです。
まず、警察の基本姿勢として「民事不介入」があることを理解する必要があります。
民間の争いごとには、暴力や破壊などに至らない限り、鼻をつっこまないということです。
お金の貸し借りに関する紛争は民事の典型。
そんな相談は迷惑だな、というのが警察の本音なのです。
昔は闇金に対する認識レベルの低い警察官も多かったようです。
取り立ての被害を訴えると「相手がだれであれ、借りた金は返すのが筋。」と説教されることもあったとか。
今はおそらくそんなことはないと思います。
闇金の借り入れは「借金ではなく、不法行為に基づく給付。」
法外な利息はもとより、元金すらも返済の義務はない。(2008年最高裁判決)
闇金取引では借り手が常に被害者。
そういうことは教育されているはずです。
ただ、片田舎の警察官まで浸透しているかどうかはわかりません。
また、そういう教育はされていても、二人が闇金と借り手という関係なのか、第三者にはすぐわかりません。
借り手の方が悪質な人物で、まともな貸し手をヤミ金にみせかけようとしている可能性もあります。
片方の言い分だけを鵜呑みにして後で間違いとわかったら、警察が非難されます。
だから何かが起きるまでは様子を見ることになりやすいのです。
もちろん、下記のような直接の実力行使があれば、すぐに警察を呼んでください。
もちろん守ってもらえます。
しかし、今は上記のようなことは稀なのです。
今は街中に監視カメラがあり、誰もが常時カメラ(スマホ)を携帯しています。
写真を撮られれば、身元を特定されるのは時間の問題です。
家に行って姿を見られるのは、リスクが大きすぎるのです。
ただし、本気で怒らせればやらないとは言い切れません。
自分たちがリスクを冒さずに暴力を加える方法はあるのです。
高を括ってなめた態度は控えるべきです。
だから、最近の闇金の行為は次のようなものが多いです。
上のような迷惑行為については、警察もすぐに対応できません。
相手の居場所がわからなければ手が打てません。
具体的な被害があれば、被害届を出しておくのはもちろんよいことです。
自宅近辺を重点的にパトロールしてもらえるかもしれません。
エスカレートに備えることにもなります。
しかし、警察に相談したことを闇金に言うのはよくないです。
それで相手が弱気になると思ったら大間違いです。
仮に警察が本気で対応してくれたとしても、時間がかかるのを相手はよく知っています。
残りの時間で最後のひと絞りをするために、激しい攻勢をかけてくるでしょう。
本気で怒らせれば、闇バイトを雇って暴力を加えてくる可能性もあります。
最近の特殊詐欺や白昼強盗事件はフィリピン在住のグループが闇バイトを雇って実行させた事件でした。
「100万円やるから火をつけてこい、拉致しろ、刺してこい」と言ったら、やる人間は見つかるのです。
自分たちの情報は何も与えずに、凶行を実行させることは可能なのです。
下手に対応しておいて、冷静に手を打つべきです。
このように見てくると、やはり闇金対応ができる弁護士・司法書士に相談するのがベストです。
受任通知の電話を入れてもらうだけで、即日~数日で取り立てが止まります。
出前の大量注文など、最後のひと嫌がらせがあるかもしれませんが。
しかし、それを9割以上の確率で回避に成功している上手な先生もいます。
警察にも行くのはいいですが、法律家が先です。