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闇金の取り立てや嫌がらせの解決方法を教えるサイトです。
追い詰められて、別の闇金から借り入れたり、夜逃げ・自殺に走らないように。
法律家の力を借りれば、簡単に解決するのです。
そのやり方などを説明するので、一刻も早く地獄から脱出してください。
★闇金の利息はもちろん、元金も返済義務なし。(2008年最高裁判決)
★闇金からの借入は、法律上は「負債(借金)」ですらなく、「不法行為に基づく給付」である。
★つまり、「借りたものは返すべき」という道徳の範囲外。
★警察は事件になるまで動かない。
★救ってくれるのは、法律家(弁護士・司法書士)だけ。
★頼めば即日~数日で取り立ては止まり、返済は不要となる。
★ただし、闇金が恐れる専門の先生でないと無理。
★相談までは無料。
★返済をやめれば弁護士費用など余裕で払える。
★手持ちのお金がなくても、分割払い等対応してくれる場合も。
★最近の闇金は法律家が介入するとすぐ手を引く。
★理由は、法規制の厳格化。
★深追いして警察の介入を招くより、別の客を追う方が得だから。
★その頃には闇金もとっくに元は取れている。
【絶望してはいけない。解決は意外に簡単だ!】
【NHK特集番組に出演(8:03付近)】
代表司法書士 |
奥野正智 (大阪司法書士会第2667号) |
---|---|
事務所所在地 |
大阪府大阪市北区東天満1丁目11-15 若杉グランドビル別館2F |
アクセス |
JR東西線 大阪天満宮駅(JR2番出口を出てすぐ) または、地下鉄谷町線・堺筋線 南森町駅 |
代表司法書士 |
川﨑純一 (大阪司法書士会 第4687号 / 簡裁訴訟代理等認定番号 第712032号) |
---|---|
事務所所在地 |
大阪府大阪市中央区谷町二丁目4番5号 谷町センタービル10階 |
アクセス |
地下鉄 堺筋線 堺筋本町駅 徒歩4分 地下鉄 堺筋線 北浜駅 徒歩5分 京阪本線 北浜駅 徒歩6分 |
【マンガのような闇金は過去の存在】
90年代までは消費者金融や商工ローンのような合法的貸金業者でさえ、脅迫的・暴力的な取り立てを行っていました。
闇金被害のピークは90年代後半から2000年代の前半です。
2003年には、八尾ヤミ金事件の悲惨な自殺や山口組が絡んだ五菱会事件が世間の注目を集めました。
そういうイメージもあるし、マンガ「闇金ウシジマくん」の内容も凄惨だし、とても怖いと思います。
しかし、2006年の貸金業法改正以降は取締りが強化され、近年は暴力性が以前より低下しています。
実態を知ることで過剰な恐怖が消え、冷静に対処できるでしょう。
闇金とは、利息制限法の上限を超える違法な高金利で貸し付けを行う無許可業者のことです。
まずは合法な金利の範囲を知りましょう。
元本10万円未満 | 元本10万円~100万円未満 | 元本100万円以上 |
---|---|---|
年利20%以下 | 年利18%以下 | 年利15%以下 |
参考: 利息制限法(日本貸金業協会)
銀行のローンやクレジットカードのリボ払いにかかる金利はこの範囲内。
プロミス、アコム、アイフル、レイクのような消費者金融も現在はこの範囲。
ただし、2006年の貸金業法改正以前は、消費者金融は利息制限法の上限を超えているのが普通で、大変な社会問題を引き起こしていました。
今は銀行カードローン、リボ払い、消費者金融など、どれも大差なくなって、合法の範囲内で結構高いのです。
しかし、闇金の金利はこんなものではありません。
闇金の違法な高金利
金利の通称 | 意味 | 年利換算 |
---|---|---|
トイチ | 10日で1割 | 10%÷10日×365日=365% |
トサン | 10日で3割 | 30%÷10日×365日=1,095% |
トゴ | 10日で5割 | 50%÷10日×365日=1,825% |
シューバイ | 1週間で2倍(=10割) | 100%÷7日×365日=5,214% |
シューニ | 1週間で2割 | 20%÷7日×365日=1,043% |
ヒイチ | 1日1割 | 10%×365日=3,650% |
「ミナミの帝王」萬田銀次郎の金利が「トイチ」なので、それが闇金の金利だと思っている人が多いですが、今時トイチの闇金なんていません。
現在の相場は「トゴ」で、「ミナミの帝王」よりずっと新しいマンガである「闇金ウシジマくん」での設定もトゴになっています。
これは法定金利の2倍や3倍ではなく、100倍以上という滅茶苦茶な高金利なのです。
年収が1千万円以上あるような人でも必ず返済に行き詰ります。
これは「違法な商取引」の範囲をはるかに超えて「犯罪」の領域です。
あなたが借りている金利がこのレベルなら、今すぐ「犯罪」につきあうのをやめて、弁護士に止めてもらってください。
なお、最近勃興してきた「ソフト闇金」ではシューニとトサンが事実上の標準金利になっていますが、これとて到底返済不能な違法の暴利です。
「ミナミの帝王」や「闇金ウシジマくん」は店舗を構えていますが、今は店舗を構えている闇金は皆無です。
店は名前だけで、違法に入手した他人名義の携帯電話と銀行口座だけで商売をしています。
待ち合わせて客と会う業者が1~2割、残りは一度も顔を合わさずに振込だけで取引します。
店の住所は嘘で、訪ねてみると存在しない住所だったり、不法滞在の中国人が住んでいたりします。
捜査が入った時に足がつかないよう警戒しているので、本当の住所は絶対明かしません。
「闇金ウシジマくん」は高利貸しが主人公のマンガとしては最新の部類ですが、それでももう20年くらい前の設定です。
丑嶋馨のモデルになったトキタセイジという人物は、手記も出していますが、彼の活躍は闇金業のピーク時で、遠い過去の話です。
現代の闇金業者は店舗もなく、少しでも怪しまれると携帯と銀行口座を変えるので、居所をつかむのは至難の業です。
現代ではSNS広告、サイト、メールなど、ネットによる集客が主流になっています。
多重債務者や破産経験者の名簿は売り買いされており、そういう人にはDMも届きます。
昔はスポーツ新聞や三流雑誌の広告、電話ボックスの貼り紙が主流でした。
下記のような宣伝文なら、100%ヤミ金融です。
典型的なキャッチフレーズ
こうした広告は合法業者から借りられなくなっている人にはとても魅力的ですが、全てウソです。
ブラックOK 独自審査
まず、「独自審査」など存在しません。
銀行や消費者金融には利用者の信用情報を共有する3種の機関(JICC、CIC、KSC)を参照する審査があります。
延滞や債務整理(任意整理や自己破産など)をすると記録され、当分お金を借りられなくなります。
これがいわゆる「ブラックリスト」状態です。
免許を受けている貸金業者では貸せないので、「ブラックOK」と言っている段階で100%闇金です。
「銀行やサラ金に断られる人でも危険度は色々なので、闇金は独自の情報網を駆使して審査し、OKなら貸してくれるのではないか?」
「独自審査」という言葉はそんなことを思わせますが、幻想です。
彼らは最初から審査する気などなく、相手の周囲に「金を引き出せそうな人間」がどれくらいいるかを見るのです。
年利率 2.8%~
利息制限法の上限を大幅に下回る低金利については、客を引き付けるためだけの完全な嘘です。
銀行で借りられない人に銀行より安い金利で貸せる貸金業者がいるはずがありません。
50万円まで即日融資
実際に連絡すると「常連さんは50万円も即日OKなんですが、初めての方はまず信用をつけてください。」と言われ、数万円の融資を提案されます。
後でも説明しますが、現代の(事業者向けでなく個人相手の)闇金の貸付額は2~4万円といったレベルで、10万円を超えることはまずありません。
わずかな貸し付け額を高利で短期間で何十倍何百倍に膨らませて搾り取るのが彼らのビジネスです。
無担保・保証人不要
担保や保証人については、闇金は違法ビジネスなのでそもそもそんな契約を結んでも無効です。
彼らは担保や保証人のような「法の枠内のしくみ」によってではなく、「恐怖」を用いてお金を回収するのです。
参考: 債権の担保とは?(電子印鑑サイト)
参考: 債権の保証人とは?(弁護士サイト)
客層の中心は、銀行はもちろん、消費者金融でもこれ以上借りられない多重債務者です。
無職や低所得で普通の貸金業者が相手にしない客も、闇金は客と捉えます。
親兄弟・友人・勤め先などにちゃんとした人がいれば、そこから借りさせて回収可能だからです。
ほかにも脅したり生活保護費を受給させて集金する方法もあります。
これ以外に、信用力に問題がない状態なのに、無知から闇金と関わってしまう人たちがいます。
そういう人は銀行などでいくらでも借りられるのに、闇金の広告に引っかかって連絡してしまい、餌食にされるのです。
独自審査(の演技)
ある人が闇金A社に連絡した後、具体的にどうなるのかを見てみましょう。
融資額の希望などを軽く聞かれた後、「独自審査」の演技をされます。
何かを調べているフリをした後、「う~ん、他社でかなり借りておられますね?」などと言われます。
これはハッタリで、闇金に連絡してくるような人は他社でたくさん借りているのが普通です。
「やっぱり無理なのかな」と落胆させておいて、「大丈夫。うちはご用意させていただきますよ。」と言ってきます。
この時点でお客さんは「このチャンスを逃してはダメ」と絶対借りる気になっています。
なお、後で述べるように闇金は同じグループの複数社がよってたかって貸し付けてむさぼるというやり方をします。
複数の闇金と取引がある場合、社名と電話番号と担当者が違うだけで、同じ業者かもしれないということです。
その場合、グループ内他社の借入状況は詳細に把握しているので、何もかも知っているのではないかという思いにとらわれるかもしれません。
しかし、闇金には銀行や消費者金融が使っているような業者横断的な信用情報システムなど決してありません。
情報聴取
次に相手は次の2点を聞いてきます。
周囲の人の連絡先は、「何かあった時のために聞くだけで、順調に返済してくれればこちらから連絡はしない。」と安心させて聞き出します。
しかし、これこそが闇金にとっての資金源で、銀行や公務員など「堅い職業」の人ほど歓迎します。
そういう人は「闇金と揉め事がある」というだけで人事に響くので、嫌がらせや脅しでお金を引き出しやすいからです。
融資額
広告には「50万円即融資」などと書かれているので、10万20万といった希望額を言うとやんわりとたしなめられます。
「それは実績のある常連さんの場合で、初めての方は少額から始めて信用をつけていただかないと」
そして例えば「4万円」の融資を提案され、利息はトゴ(10日で5割)などと言われます。
それで「まあ、最初は4万でも仕方ないか。今日4万円借りて、10日後に5割の利息、つまり2万円を足して合計6万円返せばいいのだな。」と考えて承諾します。
しかし、実際に振り込まれた額を確認すると4万円ではなくて、17,000円とかです。
理由を問い合わせると、まず利息2万円は「天引き」で最初の融資額から引いており、さらに3000円の「事務手数料」も引いたとの説明です。
貸付額4万円-天引き利息2万円-事務手数料3000円=振込額17,000円
利息というのは元金全額を期限まで利用させたことへの対価なので、「天引き」などというのは根本的におかしいです。
しかし、相手はそんな理屈は通じないし、闇金との取引はもう始まってしまいました。
あとは地獄への超特急です。
キャンセル料
途中で「おかしいな、やっぱり借りるのはやめておこう」と思ってもやめさせてくれないのが闇金。
キャンセル料を要求されます。
押し貸し
あるいは、口座を教えるところまで済んでいたら、相手は勝手に振り込んでくる場合もあります。
「借りた覚えはない。振込も依頼していない。」と言っても、相手は「融資を頼まれたから振り込んだだけ。」と言い張ります。
携帯電話でのやりとりですから、言った言わないの水かけ論であり、証拠は何もありません。
また、金額は高だか数万円ですから、万が一回収できなくなっても相手は痛くもかゆくもありません。
むしろ、そんな少額の投資で相手から何十万何百万も脅し取れるきっかけが作れるのですから、相手にはおいしい話です。
この手法を「押し貸し」と言います。
銀行口座を闇金に教えるだけで被害に遭う第一歩ということなのです。
【末端の人間はこういう人ではなく普通人】
闇金の金利は法定金利の100倍以上の暴利なので、必ず返済が苦しくなってきます。
上の例で言うと10日後に元金の4万円が用意できないといった場合。
闇金は声を荒げて脅すのかと思いきや、「しょうがないですね。今回は金利の2万円を入れていただいてジャンプしましょう。」などと言われます。
4万円の元金をあと10日貸すので、今回は払う2万円はそれに対する利息の天引きです。
このケースでは元金の4万円は減っていません。
何回目かには「頑張って利息を払っていただいているし、お困りのようだから2万円追い貸ししましょう。」と言われるかもしれません。
例によって実際に振り込まれるお金は、利息と手数料を天引きされて、2万円より少ない額です。
しかし、元金は6万円に増えて、今後発生する利息はさらに増えます。
追い込まれている借り手は、ジャンプや追い貸しにほっとして感謝したりもします。
しかし、相手は恩を売りながらどんどんカモにしているだけなのです。
借り手は最初にわずかな貸付金を渡され、後は永久に高金利を払い続ける「人間ATM」にされます。
消費者金融など合法の金融では、ジャンプは貸し手も貸し倒れのリスクがあるやむを得ない措置です。
しかし、ヤミ金融においては相手を人間ATMにするためにわざとジャンプに持ち込むのです。
ここまで来て「何かおかしい」と気づき、完済して縁を切ろうとする人も出てきます。
しかし、これができないようにできているのです。
よくある手は、「返済時は事前に電話連絡を入れること。その時に振込口座を指定する。」というルールが設けられている場合です。
ところが決まって話し中で電話がつながりません。
「電話がつながらなかったので返済できなかった」と苦情を言うと、相手はにべもなく却下します。
「こちらの電話は何も問題なかった。そちらの機械の異常では?」などと言われます。
こうして縁を切ることができないまま、気ちがい地味た金利が発生しつづける事態に陥ります。
A社への返済に行き詰まりかかった頃、「運よく」B社から融資の誘いが入ります。
B社はあなたがお金に困っていることをどうしてわかったのでしょうか?
とにかくあなたは喜んでB社から借り、A社への返済に充てます。
しかし、そうこうするうちにB社への返済に詰まり、そこへC社から融資の誘いが入ります。
これらはすべてただの偶然なのでしょうか?
いいえ、A社B社C社は同じ闇金グループです。
今は店舗を構える必要すらありませんから、3社と言ったって3人の末端スタッフと3台の他人名義携帯電話にすぎず、簡単に作れます。
こうして返済のたらい回しのためにA~E社の5社に4万円ずつ借入ができたとすると、元本は20万円。
金利がトゴとすると10日ごとに10万円、月に30万円の利息が発生します。
グループで食い物にする手法は、自営業者向けの商工ローンがかなり以前に始めた「システム金融」という手法と同様です。
この手法だとあっという間に「元本」を膨らませることができます。
見かけは5社に4万円ずつだが、実質は1社に20万円。
その一方で闇金が投入したお金は、利息と手数料を天引きした残りの最初のわずかなお金だけ。
このように貸付投資額はすぐに回収できて、あとはひたすら儲けを産み続ける仕組みなのです。
グループ内でいい加減しゃぶりつくしたら、彼らはあなたの名簿を他の闇金グループに売り払うこともあります。
すると今度は別グループの甲社、乙社、丙社などから次々に融資の誘いがきます。
こうしてあなたはA、B、C、D、E、甲、乙、丙などの闇金業者と取引ができました。
しかし、それらのどれとどれが同じグループかを外部の者が知ることはとても難しいのです。
確かなことは、闇金はグループの複数社でよってたかって借り手をしゃぶりつくすということです。
最初は返済に困ってもジャンプしてくれてやさしいように思いますが、「こいつ、限界が近づいてきたな」と判断すると厳しい取り立てが始まります。
昼夜を問わぬ激しい電話攻勢を浴びせ、それでも入金できなかったり、電話を無視すると手段をエスカレートさせます。
これらの嫌がらせは闇金の末端スタッフの遊びも兼ねています。
クリスマス仕様の電報で取り立ての通知をしたり、ピザを大量に届けさせたりといったことを、いたずら感覚で楽しんでやるようけしかけるのです。
拉致して脅迫・暴行するようなことも昔は行われていました。
しかし、最近は取締りが厳しいため、あまり過激な事をする例は減っています。
自宅に押し掛けてくること自体が減りました。
返済不能時の回収方法
では、いくら要求しても当人がもう払えなくなっている時に、闇金はどうやってお金を用意させるのでしょう?
代表的なやり方は下記のようなものです。
今は1と2が主流
この中で借り手の周囲の人を攻める手法は、現代では最も有効な方法です。
「もう限界」と居直っている借り手も、家族を苦しめ、職場や友人からの信用を棄損してやれば、まだどこかからお金を調達してくるものです。
攻められた周囲の人間自身も、自分の身を守り、友人を助けるために多少のお金を出す可能性があります。
周囲の人を攻めるといっても、脅迫・暴力のようなすぐに警察を呼ばれるようなやり方でなく、もっとねちっこい方法です。
例えば職場に電話をかけて「ご友人の○○さん、借りたお金を返してくれなくて困ってるんですよ。お宅の方で何とかなりませんか?」と言うとか。
あるいは頼んでない出前を大量に届けたり、救急車や葬儀屋を呼ぶ嫌がらせをするなど。
特に銀行や公務員のようなお堅い仕事だと、当人の責任の有無以前にこんなことがあるだけで大事です。
「俺が金を貸してやるから、これで返して嫌がらせをやめさせてくれ!」とお金を出すことも多い。
だからこそ、闇金は貸す前に周囲の人間の情報を聞き出し、堅い職業の人間がいると大歓迎するのです。
3は昔の話、今は無理
3番目の他の金融業者に借りさせる方法は、昔はよく行われました。
消費者金融を10社ぐらい立て続けに回らせ、借りられるだけ借りさせて取り上げるのです。
しかし、今は信用情報の反映が早く、総量規制もあるので、こんなことをしても門前払いを喰らうだけです。
4は今もアリ、女性は注意
若い女性なら4番目の方法を取られることは今もあり、彼らの用語で「お風呂に沈める」と言います。
5は「貧困ビジネス」の典型
5番目の方法は生活保護を受けさせると5万円出るので、それを取り上げる方法です。
低所得者を搾取する「貧困ビジネス」の典型です。
6、7のような過激な方法は今は稀
6番目7番目の方法は昔から伝説のように語り継がれてきました。
昔は本当にあったのが当時のルポルタージュでわかります。
しかし、今は減っています。
とにかく、あまり過激なことをやると今は捕まるリスクが高い。
借り手に直接会わずに、周囲の人間に借りさせるのがメインの手法になっています。
闇金は深追いしなくなっている
このように最近の闇金は直接押しかけてきて脅迫や暴力行為をすることが減っているだけでなく、あきらめも早くなっています。
ひとつには取締りが厳しくなっていること。
もう一つはすでに見たように、客一人当たりの貸付額が減っていることが挙げられます。
わずか数万円を貸して何十万何百万円も取り立てるビジネスですから、取り立てに詰まる頃にはもう元が取れているのです。
深追いして過激なことをして警察介入を招くより、別のカモを攻めた方が効率的です。
以上のことを一言で言うなら、時代の変化に合わせて闇金はビジネスモデルを変えたということです。
闇金の取り立てはこんな風に変わってきているので、今は法律家の使い方さえ知っていれば、昔より逃れやすいのです。
現代の闇金のやり方はだいたい以上に述べたとおりですが、最近は「ソフト闇金」という新種も登場しています。
過激なやり方をすると客は短期間で返済能力を失って破滅する上、警察の捜索を受けて末端の支店を失う場合も増えます。
そこで、もう少しやり方をソフトにして顧客の寿命を延ばし、警察介入を減らして支店を長く運営しようというやり方の闇金が出てきたのだと思われます。
彼らは自ら堂々と「闇金」と名乗り、「ソフト闇金」で検索するといっぱい出てきます。
ホームページでは自分たちのスタンスを説明していたりします。
利息はトゴでなく、それより低いトサンやシューニが相場。
返済が遅れてもある程度まではやさしく対応してくれます。
このため、人の好いお客さんはソフト闇金にある種の共感を覚え、被害の相談が遅れる危険があります。
しかし、程度の差は少しあっても利用者の人生を破壊するほどの作用を持つ点は、一般の闇金と何ら変わりません。
彼らの見せかけに騙されず、法律に助けを求めて逃れる勇気を持ってほしいと思います。
闇金の組織はトップから末端まで10層くらいの階層構造になっています。
下層の人間は上層部のことや同層部の他の人間のことについて何も教えられません。
名前も住所も何も知りません。
チームリーダーは直属ボスの携帯番号を知っていますが、不法購入したスマホで、そこから身元は辿れないようになっています。
そして警察の捜査が入ると末端の人間を「とかげの尻尾切り」のように切り捨て、それより上層部に捜査が及ばないようにします。
だから闇金のボスを捕らえるのは至難の業です。
あなたが闇金から受けた被害について、加害者が特定できて所在がわかれば、損害賠償の訴訟を起こすことも可能です。
しかし、現実には加害者の人物や所在の特定はほぼ不可能です。
あなたにできる最善の事は、おそらく法律家に頼んでこれ以上の自分自身への被害を食い止めることだけなのです。
闇金の手口は時代とともに変化しています。
知識を持つのがひっかからないための最善の防止策です。
SNSで「#個人間融資」のハッシュタグで集客し、個人同士での貸し借りを装う手口が増えています。
個人の貸し借りであれば貸金業の届出は不要で、利息の上限も貸金業者より高いです。
利息制限法が適用されず、より上限の高い出資法だけが適用されるからです。
しかし、実際は不特定多数に反復的に貸し付けており、貸金業に該当する行為を無届でやっている場合がほとんどです。
かつ利息も出資法の上限までも上回っている場合がほとんどです。
つまり個人間融資を装った闇金ということです。
さらには返済を猶予する代償として、「ひととき融資」と称して肉体関係を求めて逮捕される事例も発生しています。
SNSでつながった見ず知らずの他人が善意でお金を貸してくれたりはしないので、気をつけてください。
「中古品買取の先払い」や「商品販売の後払い」を装った闇金も登場しています。
特に後者は「NP後払い」や「ZOZOTOWNのツケ払い」の普及に乗っかった偽装工作です。
「NP後払い」や「ZOZOTOWNのツケ払い」は合法的なものですが、それと紛らわしいやり方で闇金行為をしているということです。
参考:ZOZOTOWNのツケ払いとは?(ZOZOTOWNサイト)
「中古品買取の先払い」と「商品販売の後払い」。
実はこの2つの手口は同様で、見せかけを変えているだけです。
「先払いと後払いが同様とはどういうことだ?!」と思われた方、下記の記事を読んでください。
これらの本質は融資であり、利息に相当するものを利率換算すると早晩返済に行き詰まる法外なものです。
つまり実質は闇金だということですが、法整備が追い付いておらず、金融庁や警察は警戒を呼び掛けているだけの段階です。
闇金業界で知名度のある法律家(弁護士・司法書士)が連絡すれば、それだけで闇金は取り立てをやめます。
出前を大量に届けさせるといった嫌がらせを最後にやっていく連中もいますが、それも長くて数日で終わります。
嫌がらせが発生した場合、望むなら法律事務所からフォローのコメントを勤務先に入れてくれたりもします。
例えば、「この人が闇金から借りたわけではなく、個人情報が闇金に流れたために起きた。」などです。
法律家の報酬は闇金1社当たり数万円程度で、分割払いに応じてくれるところもあります。
債務整理(任意整理や自己破産など)のように何カ月も作業が発生するわけではなく、実に簡単に問題が解決します。
闇金に「弁護士に相談しますよ」と言うと、引き下がるどころか「そんなもの意味ない。そんなことをしたら、どうなるかわかってるだろうな?!」と脅してきます。
あなたはそれを信じるのですか?
まあ、信じないまでも自信がなくなっていくのは、ほぼ確実でしょう。
唯一の頼みの綱を投げ捨ててしまわないよう、下記の記事も読んでおくことをおすすめします。
恐ろしいイメージのある闇金が、弁護士や司法書士が連絡を入れたぐらいであっさり手を引くということが信じられないかもしれません。
昔は確かにそんなことでは引かない凶暴な闇金もいました。
2003年に摘発された五菱会に代表されるように、指定暴力団傘下の巨大組織が暴虐の限りを尽くしていた時代もありました。
取締りの強化
しかし、2006年に貸金業法が改定され、2010年には改定内容のすべてが施行されるようになってから、厳しい取り締まりが行われるようになりました。
警察が介入すると闇金の親玉は捜査対象の末端組織を切り捨てますが、それまで育ててきた客、スタッフ、売上を失います。
そして、慎重な証拠隠滅を突破されて上層部に捜査が及ぶ危険もあります。
警察の捜査は何としても避けたいと彼らは考えているのです。
貸付の少額化と超高金利化
また、警察の介入を招きそうな客を深追いせずに済むよう、彼らがビジネスのやり方を変えてきたこともあります。
まず、貸付金額は今はせいぜい数万円です。
それに対して金利はトゴ(10日で5割)など、驚異的な高さなので貸付金額はあっという間に回収できます。
客が法律家に相談する頃にはもう元は取れているので、そんな危険な客はあっさり捨てて、もっと簡単な客に注力した方がいいわけです。
逆に言うと、弁護士に駆け込まれて失う客が一定比率で発生することを織り込み済みでビジネスをしているのです。
**********
以上のような理由で、法律家が介入すれば闇金は本当にあっさり手を引きます。
ノイローゼ状態になっているような人は一刻も早く相談して、取り立てを止めてもらってほしいです。
問題を解決できるのは弁護士・司法書士などの法律家だけです。
ただし、闇金の処理になれており、闇金業者の間で名前が通っている先生でないとダメです。
経験が乏しい先生だと闇金に脅されて怖気づき、連絡を絶って依頼者を放置する場合があります。
あるいは闇金の顔色をうかがって、依頼者に不利な条件で合意させようとする場合もあります。
また、闇金自身が弁護士を紹介しようかと言ってくる場合がありますが、これは闇金とグルの「提携弁護士」と呼ばれるものなので、関わってはいけません。
病気や高齢で仕事の取れない弁護士が名義を貸し、弁護士でない者がなりすまして出てきて、闇金に有利な処理をするのです。
闇金処理をお願いする先生は少なくとも下記の基準を満たす人を選んでください。
弁護士・司法書士の選定基準
当サイトでは、このページの下部で闇金処理に定評のある法律事務所を紹介しています。
費用の相場は、闇金1社当たり3~5万円程度。
支払い方法は、分割など相談に乗ってくれる事務所もあります。
闇金解決に関して2つの士業の違いは何なのか?
自分の場合はどちらを選ぶべきなのか?
気になる人は読んでください。
結論を先に言うと、そういうことより自分が信頼できる先生を選ぶことが大切です。
ヤミ金融は違法行為で、銀行や消費者金融の融資は合法な商行為です。
だから、返せなくなった場合の処理は全く別物です。
ヤミ金融に対してはそもそも返済の義務はなく、利子のみならず元金も返さなくていい(2008年最高裁判決)ので、法律家の手を借りて連絡をやめさせるだけです。
一方、銀行や消費者金融など合法の貸金業者に対しては「債務整理」という手続きを取ります。
債務整理には、任意整理・個人再生・自己破産の3種類があります。
(もうひとつ特定調停というのがありますが、あまり使われず、重要ではないので省略します。)
債務整理より闇金解決が先
闇金に手を出しているような人は債務整理も必要な場合が多いですが、どちらを先にすべきでしょうか?
これは間違いなく闇金です。
債務整理を専門にする法律事務所のほとんどは、闇金と取引のある方の依頼を受けません。
ただし、当サイトで紹介しているシン・イストワール法律事務所は、闇金対策も債務整理も両方できます。
しかし、債務整理のみ受任し、闇金問題のある人はNGな事務所の方が多いのです。
闇金は激しい取り立てや嫌がらせをしますが、合法的貸金業者の取り立ては規制強化により現在ではかなり穏やかです。
心の落ち着きを取り戻す上でも、まず闇金を止めねばなりません。
銀行、クレジットカード、消費者金融などの債務整理はその後です。
闇金対応の法律事務所が債務整理もやっている場合がありますが、割高かもしれません。
2つの分野は特性が違い、小さな事務所の場合はどちらかに特化していることが多いのです。
法律家にとっての仕事の特性の違い
闇金対応 |
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債務整理 |
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債務整理についてどうしたらいいかは闇金対応の先生も相談に乗ってくれるはずです。
まずは一刻も早く闇金の取り立てを止めましょう!
ヤミ金融からの借入は、法律家にお願いすれば元金も金利もすべて消えます。
銀行や消費者金融からの借金も、法律家に債務整理を頼めば減らせます。
任意整理なら今後の利子は払わなくていいし、自己破産なら全額帳消しです。
しかし、どのような方法を用いても税金や社会保険料は決して消えないことをご存知でしょうか?
闇金を全部止め、自己破産で金融機関からの借金をゼロにすることはできる。
しかし、滞納している税金・社会保険料の支払いを免除されることはないのです。
優先順位が逆な人が多い
税金・社会保険料を滞納しながら、取り立てのきつい闇金を優先して返済している人が多い。
しかし、完全に優先順位を間違えています。
闇金からの借り入れは、法律上は借金ですらなく、何も払う必要はないのです。
法外な利子だけでなく、元金も返済不要という結論が出ています。(2008年最高裁判決)
参考: 最高裁判決(裁判所サイト)
参考: 闇金業者に係る最高裁判決について(金融庁)
そして完済など絶対できないようにできているのだから、返済はムダ金です。
今すぐ闇金を止めてもらい、滞納税金・保険料を少しでも減らすべきなのです。