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闇金問題の解決を請け負う法律家は、弁護士と司法書士があります。
どちらを選んだ方がいいのか?
例えば、弁護士の方が高い代わりに強かったりするのか、関係ないのか?
そういう疑問にお答えします。
この仕事に関する弁護士と司法書士の違いを、いろいろな側面から検証します。
やることは和解交渉で、どちらに頼んでも同じです。
闇金に取り立てと嫌がらせをすみやかにやめさせ、関係を終わらせることです。
それは弁護士でも司法書士でも差はありません。
弁護士は法律業務に関しては制限がないため、もっと儲かる分野を主力にできます。
危険で儲からない闇金解決は、やるとしてもサブの位置づけの人が多いです。
闇金解決を主力業務にしているのは、弁護士より司法書士の方が多いです。
法律系の資格の序列では、弁護士の方が司法書士より格上です。
しかし、それは闇金に対する交渉力とは無関係です。
闇金解決を主力業務にしているのは、司法書士の方が多いことは闇金もよく知っています。
弁護士より格下に見られるようなことはありません。
闇金への対応力は、完全に個人個人の知識と交渉力、実績の問題です。
平均価格は、司法書士の方が弁護士より少し安いようです。
しかし、闇金と堂々と渡り合える先生でないと安くても意味がありません。
依頼者に不利な交渉をされてはかえって高くつきます。
実力・信頼感本位で選ぶべきだと思います。
弁護士は法廷ドラマでも馴染みがあり、誰でも仕事のイメージがわきます。
しかし、司法書士というのはそもそもはどういう仕事なのか、知らない人の方が多いです。
あと、行政書士というのもあるが、司法書士との違いは?
こうした法律系資格の基礎知識をまとめました。
法律系資格の最高峰で、司法試験に合格する必要があります。
優秀な人でも、普通は1日中猛勉強するような生活を何年も続けないとパスできない超難関試験です。
医師には専門医制度や組織(専門医機構)があり、研修・認証を受けて外科医、内科医、眼科医などの専門医になれます。
弁護士にはそういう専門制度はありません。
弁護士と言う資格ひとつで、あらゆる法律問題を請け負うことができます。
もちろん、専門性が高く、ビギナー弁護士には無理な法律問題もあります。
しかし、技術的にはともかく、法律的にはどんな法律問題でも扱うことが許されています。
債務整理、つまり借金問題の解決は個人対象のひとつの大きな法律分野です。
具体的には任意整理、個人再生、自己破産などです。
合法な貸金業者を対象にした債務整理を主力分野とする弁護士は多いです。
しかし、闇金解決にも取り組む弁護士は少数派です。
債務整理に比べて危険で儲からないからです。
弁護士の場合、債務整理がメインで闇金がサブという人が多いです。
法律系資格としては司法試験に次ぐ難関資格です。
業務は登記や供託の法律手続き代理、法務局・裁判所・検察庁に提出する書類の作成がメインです。
その中で最も多いのが法務局への提出書類、特に登記に関する書類作成です。
例えば、不動産の情報は法務局に記録されていて、記録と言わずに登記と言います。
家を売買して所有権者が変わった時にそれを登記するのが司法書士です。
闇金解決は、司法書士の仕事としてはマイナー分野です。
認定司法書士
司法書士の資格保持者のうち、特別な研修を受けた後に、認定考査に合格した人たちです。
簡単に言えば、一段格上の司法書士です。
認定司法書士になると許される業務の幅が広がります。
その中で重要なのが「簡易裁判所における民事訴訟の代理」です。
債権額140万円以下の案件のみを取り扱うのが簡易裁判。
認定司法書士になるとこの裁判に代理人として出廷できます。
最近では8割弱の司法書士が認定司法書士になっています。
闇金案件を扱うには、認定司法書士である必要があります。
しかし、認定司法書士はみんな闇金案件を扱うのかというと、そんなことはありません。
脅されたり、事務所に嫌がらせをされるかもしれない仕事をあえて選ぶのは少数派です。
ついでに司法書士と紛らわしいこの資格も手短に説明しましょう。
法律系資格の難易度としては司法書士よりかなり低いですが、それでも難関ではあります。
官公庁に提出する書類の作成代理が仕事です。
その中で特に多いのが許認可申請。
例えば飲食店や建設業の経営には役所の許可を取る必要があります。
許認可手続きは何千種類もあって、素人が自分でやるのは難しいので、行政書士という代行業者があるわけです。
これ以外に他の法律系資格の独占業務(その資格者しかできない仕事)になっていない仕事を幅広く請負ます。